インプラントを決意したのは、年をとりすぎてしまうと歯茎も弱り、骨も薄くなってしまってインプラントができなくなってしまうと聞いたから。上下総義歯の場合、上顎は吸着して動かないからまだいいのですが、下あごが骨が薄くなっていわゆる土手がない広ぺったい状態になり、下の総入れ歯がどうしても口の中で動いてしまい、安定しきれなくなったのです。でも骨が薄いから、一度はインプラントは無理といわれてあきらめていたのですが、小田先生のすすめで大内田先生の高度な技術のおかげで入れることができたのです。それでもやっぱり、インプラントは普通、6本の人工歯根を支柱として歯を植えるそうですが、私の場合はもう4本しか立てられない状態でした。決意するのがもう少し遅かったら、もう施術できなかったかもしれませんね。
でも、結果的には施術をし始めたタイミングが思った以上にベストだったんです。なんと、インプラントの施術を受けはじめたころ、転んで右手の腱を切ってしまい、入院することになったんです。右手が利かないので、ごはんも食べにくく、舌を噛んだり、ほっぺたの内側を噛んだり、もう散々でした(笑)。これで入れ歯だったらもうどれだけ大変だったかと思うと、自分の歯のように噛み合わせができるインプラントの義歯には感謝してもしたりません。入れ歯と違って手入れも楽だし、本当に助かりました。
そういえば、入院中はおだ先生のところに通えないでしょう。だから、先生は私の入院先の病院まで往診に来てくださって、、、。
うちは家族も幼稚園や保育園のスタッフも、みんな歯のことで困ると、必ずおだ先生のところに通うようにしています。佐賀からだと少し遠いから、親知らずが腫れたときに他の歯医者さんに行った子もいるのだけれど、抜歯は難しいと断られたんです。それでおだ先生のところに行ったらたった15分もかからない時間で抜いてくださって、もうびっくり。
やっぱりおだ先生じゃないと、と思いましたね。
今は仲間とのコーラスに夢中。
「
食べること、歌うこと、わらうこと、しゃべること。」
入れ歯のままだったら
私の大好きなことが全部できなくなってしまうでしょう?だから、本当にインプラントにして良かった。もちろん、何ヶ月かに一度はきちんと定期健診を受けて、新しくいただいたこの歯を大切に使っていますよ。
毎日、幼稚園や保育園の子ども達に、「お勉強ができるようになるためにはまず歯を磨きなさい」と言うんです。噛むことは脳を刺激すること。頭脳の発達には健康な歯がとても大切なんです。みんなで、「歯をみがきましょう」のお歌にあわせて歯磨きをする時間をつくっています。
赤ちゃんがいるお母さんにも、母乳のあとは必ずお白湯をのませるように指導しています。歯が生える前からやっぱり口の中の健康に気を使わないといけないと思っています。
特に佐賀県は、歯の健康ワースト3位だったことがあるので、県をあげて歯磨き教育を強化しました。週に一回はフッ素を入れたお水で口をゆすいだりしてね。それでずいぶん改善されてきたんですよ。
歯の健康がこんなに重要であることが知られてきて、歯学の技術も進んできました。いまではチューブ入りの歯磨き粉もどこの家にもあってね、本当にいい時代になりました。私の子どものころにも、こんな環境があれば、あんなに歯に悩まされることもなかったんでしょうにね。歯が弱るということは、口の中にばい菌がいるということでしょう。内臓にも良いはずがありませんよね。私の心臓発作も、歯が健康だったら起こらなかったんじゃないかなと思うんですよ。
だからこそ、今の子ども達には、きちんとした歯磨き教育をして、良いお医者さんを見つけて、定期的に歯をチェックしてもらって、自分の歯をいつまでも大切に使うようにしてもらいたいですね。